印象材を練るコツ

歯に入れる被せものを作るためには、口の中の模型が必要です。その模型をつくるために口の中の形をとる作業が必要になってきます。

この口の中の形をとることを「印象採得」といいます。そして、この印象採得に使うのが「印象材」になります。

印象材の種類

印象材には主に「アルジネート」「かんてん」「シリコン」があります。1つづつみていきます。

アルジネート

ラバーボール  アルジネートスパチュラ

ピンクの粉と水を混ぜて練ります。粉と水はラバーボウルというゴムのお椀のような形のものに入れます。混ぜるのはスパチュラを使って混ぜます。

スパチュラはアルジネート用のものを使います。(石膏用もあります)

今は色々な混ぜ方があります。普通はラバーボールとスパチュラを使って手で混ぜます。

この時のコツは、アルジネートをラバーボールの内壁にこするように混ぜ中に空気(気泡)が入らないように練るのがコツです。

医院によってはラバーボールを機械にセットして回るものや、すべて機械でもう混ざって出てくるものもあります。これらの機械があるところだとだいぶ簡単にできます。

かんてん印象材

かんてん

アルジネートにプラスして使います。より精密な印象を取りたい時に使います。

かんてんは温めてやわらかくなり、冷えると固まります。そのため歯科助手は朝出勤したらかんてんウォーマーの電源を入れるのも一つの仕事です(写真が、かんてんウォーマーです。ささっているのが、かんてんです)。

シリコン印象材

これは主に自費で使うところが多いです。アルジネート+かんてんよりもさらに精密に型をとることができます。

フロー(流れ)の違いによって何種類かあります。

被せものの型をとるときは、フローのいいものと悪いものを組み合わせて使います。

昔は紙練板の上で気泡が入らないように押しつぶすような感じで練っていましたが、最近はレバーを押せば自動的に混ざってでてくるオートミックスタイプも増えており、これは練る必要がないので簡単に使えます。

印象材のコツまとめ

昔を知っている人からすれば、だいぶ今は技術の差が出にくいように製品も進化してきています。

ただし、医院によっては採用されているものといないものがあるので、就職した医院に合わせて覚えていきましょう。