セメント練和のコツ

「セメント」って言われても最初はどんなものかピンとこないですよね。

歯科で使う「セメント」は、目的別に何種類かに分かれています。

セメントの種類

用語集にも書いてありますが、大きく分けると以下のようになります。

合着セメント

被せものなどを歯につけるセメントです。取り外しはできません。がっちりつけます。

グラスアイオノマー系、レジン系が多いです。

仮着セメント

仮り歯など、後で取り外したい時に使うセメントです。ハード、ソフト、テンパックなどがあります。

裏装用セメント

虫歯が神経に近いときや大きく歯を削っている時などに使うセメントです。象牙質という部分の代わりに使うことが多いです。ベースセメントなどが代表的です。

根管充填用セメント

シーラーと呼ばれるもので、メインポイントにつけて使います。

現在のセメント状況

セメントは基本的に粉と液を混ぜて使うものが多かったですが、現在は合着用・根充用セメントは1プッシュでペーストが出てくるものが増えて、それを混ぜるだけなのでだいぶ簡単になりました。

とはいえ裏装用セメント、仮着用セメントははまだ粉と液のものが多いので練習が必要です。

セメントを練るコツ

粉と液のものは、液に粉を少しずつ足しながら、粘度をみながら練るのがコツになります。

セメントは時間がたつと硬くなるので、素早く混ぜる必要があります。しかし、しっかり混ぜ合わせなければいけません。

この辺のどのくらい練ったらいいのかというのがポイントで、慣れが必要な部分になります。

練るには紙練板とスパチュラ(中にはガラスと金属スパチュラで練るものもあります)で練りますが、スパチュラを上にあげて糸をひくぐらいの粘度が目安です(Drにより好みあり)。

セメントのコツまとめ

Point
セメントごとにクセがあるので、練習してそのクセをつかみましょう。慣れれば難しくないので心配しなくて大丈夫ですよ。